最近、お笑い芸人に「仲良しコンビ」が増えてコンビ愛を感じると話題です。その代表が「さまぁ~ず」や「タカアンドトシ」です。
さらに、くりぃむしちゅーやバナナマン、オードリーなど関係性が良好なと思うコンビは、やはりMCを担当する事が多いですね。
カミナリや霜降り明星といった若手の世代は、さらに「仲良しコンビ」が増えてきたように思います。
今回は、仲良しコンビの仲良しエピソードを紹介したいと思います。
目次
サンドイッチマン
やはりなんといってもサンドイッチマン!彼らの好感度は圧倒的ですね。それもお二人の仲良しと人柄が人気の秘密になってます。
左: 伊達 みきお(だて みきお)
生年月日:1974年9月5日
出身:宮城県仙台市
右: 富澤 たけし(とみざわ たけし)
生年月日: 1974年4月30日
出身 :宮城県仙台市
サンドイッチマンの2人は、出身地が一緒で、高校も一緒。同学年の同級生。東日本大震災を機に地元愛が強まり、地元から世間からも好感度の高いお笑い芸人です。
さらに、同じ高校のラグビー部に所属してた親友という間柄なので、本当に二人のコンビ愛は絶対ですよね。
高校卒業後、芸人になりたかった富澤たけしは、伊達みきおとのコンビ結成を熱望し、1998年に「サンドイッチマン」を結成!
2007年「M−1グランプリ」で見事優勝!無名のお笑い芸人が一気にブレイクした最高のM−1グランプリでした。
二人のコンビ愛はさらに深まります。
M−1グランプリで優勝するまで同じアパートに10年間同居して、とにかく、二人の関係は誰にも負けない関係ですね。
ナイツの二人ものサンドイッチマンの事を仲良しなことを尊敬しているそうです。
特に伊達さんの富澤さんへの愛情は、強く、一緒に暮らしいた頃、自分だけコロッケを食べるのが嫌なので、富澤さんの分も買っていたエピソードを話していました。
伊達さんとマネージャーと二人で中華料理店で食事したあと、「これ富澤にたべさせよう」とテイクアウトして帰るほど相方思いです。
コンビが同じ楽屋でなく隣同士だった場合、伊達さんは、寂しすぎて壁を「トントントン」と叩くそうです。すると、相方の富澤たけしも「トントントン」と叩き返すラブラブなエピソード!おじさん2人の異様な仲よしぶりほっこりしちゃう人多いのではないでしょうか?
強面の顔からこの無邪気な笑顔のギャップですっかり見ている人の心を持っていかれますね。
今まで一度も喧嘩をしたことがないのも有名な話。
しかも、お互い2009年に結婚、1児の父親になってます。家族ぐるみで今でも交流があって、たまに伊達さんが、富澤さんの息子さんと、一緒に出掛けたりすることがあると言います。
富澤さんの奥さんの出産を、伊達さんの奥さんが立ち会ったり、人間ドックの再検査に、伊達夫婦と富沢夫婦でいくなんて普通は、考えられない関係ですよね。
伊達さんは、富澤さんにもし何かがあった場合、一人でお笑いを続けることはなく、キッパリと辞めるとも公言しています。二人で一つの、サンドウィッチマンです。
バナナマン
バナナマンに憧れて芸人になる人多いのでないでしょうか?テレビでは、トークやMCがメインで出演が多いですが、本当はコント芸人なのを忘れないでほしいです。
本名:設楽統(したらおさむ)
生年月日:1973年4月23日
出身地:埼玉県
ボケ・ネタ作り担当。
本名:日村勇紀(ひむらゆうき)
生年月日:1972年5月14日
出身地:神奈川県
ツッコミ担当。(場合によってはボケ)
1994年2月に『設楽日村』としてデビュー後、同年春に『バナナマン』と改名しました。
出身地もバラバラのお2人を結びつけてくれた人物がいます。
それは、2人の共通の知人であり、当時『東京フレンドパークII』に前説を担当していた、西秋元喜さんという方です。
その西秋さんの呼びかけにより、日村さん・設楽さんと西秋さんの元相方さんを含めた4人グループを結成したのが2人の出会いのきっかけだそうです。
仲良しエピソード
日村が、設楽に初めて出会った日に言った言葉。出会ったその日に、設楽の家に泊まりにきた日村。いろいろ話をした後、寝る時間になって電気を消したが、日村はまた電気を点ける。「ちょっと すごいこと言っていい?」と言う日村。設楽は、日村が「俺、男が好きだ」的な告白をするのではないかと思ってしまうが、日村は「俺たちこれから、すごいことになるぜ」と、ひとこと言い、電気を消した。設楽は「こいつバカなんじゃないの」と困惑。
バカなキャラをやっているようですが、本当は、ハート熱い二人なのです。
2003年に『内村プロデュース』の若手芸人との対決コーナーにおぎやはぎ、劇団ひとりと共に若手の一員として出演し、以降番組に不定期に出演する。
そして気がつけば、8本のレギュラー番組に抜擢。
2007年から続くバナナマンがパーソナリティを務めるラジオ番組『バナナマンのバナナムーンGOLD』(TBSラジオ)は、面白いと、芸人仲間もバナナマンのファンが多いのも有名な話です。
お互いを「さん」付けして呼んでいるところも、いい距離間が仲良し続く秘訣!
千鳥
千鳥の岡山弁がクセになりますよね。大悟の自由なボケに声がカスッカスのノブ。ツッコミのパターンが面白い。「クセが凄い!!」「殺してくれ!」「どういうお笑い?」「シンプルに口が臭い!」「見ぃ〜!!」「面白いより心配が勝つ!」が炸裂!
左:大悟
本名: 山本 大悟(やまもと だいご)
生年月日:1980年3月25日
出身地:岡山県
右:のぶ
生年月日:1979年12月30日
本名: 早川 信行(はやかわ のぶゆき)
大悟さんとノブさんは、地元・岡山県にある高校の同級生で、幼い頃からお笑いが大好きだった。
大悟さんは高校を卒業後、芸人を目指して大阪へ行き、吉本興業のお笑い養成所『NSC』への入所を試みます。
一方、ノブは高校卒業後はシャープに就職して働いていました。しかし岡山の実家が田舎すぎて、「早く出たいな」っていうのをめちゃくちゃ思っていたノブ。
そんな時に大悟からノブへ、「コンビ組まへんか」と誘いあり、1998年「千鳥」を結成。
2人は、高校時代から仲がよく、文化祭でもコントを一緒に披露していた仲良しでした。
大悟はノブの事を「ノブは芸人じゃなかったとしても、人に好かれる魅力があるんですよ。僕が苦手な部分ですが、いろんな人との繋ぎ役になってくれています」と語り
ノブは大悟の事を「大悟は良い意味でも悪い意味でも変わらないですね。思い切りがいいです。失敗もありますけど」とお互いを信頼している仲良しコンビですね。
しかも、ノブは、大悟の話をするときは、とても嬉しそうに話します。
「大悟がカジノで全財産すって、2日目に先輩に薦められたシークレットブーツを何故か借金して買い、さらに借金してカジノで負けて。日本に帰ってくるとき、一文無しでちょっと背高くなって帰ってきたんですよ」
大悟の失敗話を楽しそうに話し、大悟も「こいつようこんな話をするんですよ〜」と笑顔で返事をする最高のコンビだなと思います。
仲良しが続く理由は何か?
大悟は「あんまり考え方としてはよろしくないんですけど」と前置きし、ネタがうけない時や、何もかもうまくいってない時のコンビの関係性について言及。本来ならお互いがいやになり、相手の責任にしがちだが「昔から僕らは、漫才でもスベっても、僕が『ノブのあそこが』とか、ノブが『大悟のあそこが』って思わない」とし、そのかわりに「『客が悪いなぁ』って思う」とぶっちゃけた。
現在は、11本のレギュラー番組と「Indeed」「スマートニュース」などのCMにも起用されるなど人気芸人の千鳥です。
千鳥のアドリブの豊富さとセンスは本当に面白いですね。息のあったコンビで、人気があるのもよくわかります。
阿佐ヶ谷姉妹
お笑いの世界には、少し遅かったど歌唱力と普通のおばさんキャラが若者にドンピシャ!
阿佐ヶ谷姉妹は、本当は他人だって知っていましたか?そっくりで驚きます。
左)妹:木村 美穂(きむら みほ)
生年月日:1973年11月15日
出身地:神奈川県
(右) 姉:渡辺 江里子(わたなべ えりこ)
生年月日:1972年7月15日
出身地:栃木県
二人は、東京乾電池研究所在籍中に知り合い、2007年、阿佐ヶ谷の鰻屋に二人で訪れたときに、姉妹のように似ているので主人から阿佐ヶ谷姉妹の名を授けられ、江里子がブログに「阿佐ヶ谷姉妹にご要望ありましたら」と書いたところお笑いライブからのオファーが舞い込みコンビとして活動する事になりました。
仲良しエピソード
下積み時代から、6年間同居していました。2018年夏、荷物が増えてきた事もあり同居を解消することになりますが、引っ越し先がお隣(笑)
そもそも、なぜ同居していたかというと稽古帰り、いつも、渡辺江里子さんが木村美穂さんの家へ毎日家へより寝てしまうという事から同居をしようと渡辺江里子さんから誘いました。
渡辺江里子さんは34歳の時、同じ劇団員の木村美穂さんと「阿佐ヶ谷姉妹」を結成。
「人と違うことしなきゃいけない」「今までにないことしなきゃいけない」と自らにプレッシャーでいい年した大人がオーディション会場で泣いたりしていたそうです。
スタートが遅かった2人には、世間の目も冷たく、客席も笑いというより、ザワつきの方が大きかったそうだ。
ため息つくばかりの渡辺江里子さんに、木村美穂さんは、
「そんなに頑張らなくてもお姉さん普通なんだから」と一言。
渡辺江里子さんは、木村さんの言葉に助けられたそうです。
そこから、自然体なおばさんが若者にうけて、ブレイクし2018年に「THE W」で見事優勝!
美穂さんの助言が「阿佐ヶ谷姉妹」の今があるのですね。
かまいたち
かまいたちの二人のお笑いのストイックさが「キングオブコント優勝」「M−1グランプリ決勝進出」に繋がります。山内さんの絶対的に面白いという強いポテンシャルの高さが、逆に面白いなあと思います。
左:山内 健司
生年月日:1981年01月17日
出身地:島根県
右:濱家隆一
生年月日:1983年11月06日
出身地:大阪府
仲良しエピソード
濱家さんの相方愛は、かなり深いのです。どちらかというと、濱家さんが相方山内さんへの愛情が強いようです。
濱家さんは、家で「山内が世界一面白い」とよく言っているとテレビ番組で奥さんから暴露されていました。
自分たちが出演した番組を家でみては、山内さんがうけているシーンを何回も再生して爆笑しているそうです。
とても微笑ましいシーンですね。
平成ノブシコブシの徳井さんの「酒と話と徳井と芸人」というYouTube配信によると、濱家は、「山内があかんようになってやめるってなったら、俺もお笑いやめる」と覚悟をしていることを明かしていました。
濱家さんは、山内さんを絶対的信頼をしているのです。
山内さんは、大阪時代からブレることなく常に冷静で周りを見た上で、他のお笑い芸人より。やはり、自分たちの方が面白いと言い切る意思の強さをもっています。
優柔不断でブレブレの濱家は、山内のブレないお笑い論に尊敬をしていて、山内さんが大好きだと言います。
例え面白い先輩と共演しても、自分が先輩たちのレベルに近づいているので先輩も怖くないと言いきる山内さんが、実は、かまいたちのブレインなのです。
ガンバレルーヤ
二人のレギュラー番組「世界の果てまでイってQ」は、森三中の面白さから少しづつこの2人にシフトしているように思えます。なぜなら、この2人「お笑い第7世代」だから。いつの間に!
本名:永田 淑子
生年月日:1990年10月24日
出身地:愛知県
本名:岡田 まひる
生年月日(1993年8月30日
出身地:鳥取県
二人が出会ったのは、意外にもNSC(吉本興業の養成所)ではなく、当時、2人が別々の部屋に住んでいたマンションのエレベーター。
しかも、そのきっかけはまひるの「便秘」だったという衝撃的なエピソードをもっています。
そのエレベーターの中で、便秘での腹痛に耐えられずうずくまっていたまひるに「大丈夫ですか?」と声をかけたのが、よしこだったのです。
その後、よしこが便秘に効くとキンピラゴボウを作ってまひるの部屋に持参したのをきっかけに、よしこの方から「一緒にご飯食べませんか」と電話をし、毎日のように一緒にいる仲になったという珍しい出会いです。
お互いしばらく、お笑い芸人だっていうのを隠して生活していたのも2人らしいエピソードですね。
互いに「まーちゃん」「よっちゃん」と呼び合い現在は、日本テレビ「世界の果てまでイッテQ!」のレギュラー番組を筆頭に人気上昇中です。
仲良しエピソード
よしこさんが、まひるさんのピュアで優しいところが、好きだで毎日「大好き」と言ってくれるので、気持ちよく過ごせるそうです。
女性は、好きを確認しあう生き物ですからね。
まひるさんの、よしこさんの好きな所は、毎日必ず、料理を作ってくれるところです。
さらに、よしこさんのいい所は、まひるさんが、少しでも浮腫んでいるなと感じたら、すぐリンパマッサージをしてくれるそうです。
よしこさんは、まひるさんの事を、自分の子供のように、可愛いと感じているとそうで、一人で売れたいとは思わないし、一人で芸人を続けたいとは思わないとそうです。ピン(でやること)は、まったくないです。
まとめ
サンドイッチマンのおじさん仲良しに勝るものなしでしょうね。同級生というは、やはり特別な関係なのがわかります。
お笑い芸人のチームワークや仲良しが、私たちにも安心感を与え子供にも人気になるのでしょうね。
まだ、たくさんの仲良しコンビはいると思います。みなさんは、どんな仲良しコンビが好きですか?