2019年12月22日朝日テレビ同局・ABCテレビ系で生放送された「M−1グランプリ2019」で、見事「ミルクボーイ」が15代目チャンピオンに過去最高681点で輝きました。
引用:スポニチより
1本目のネタ「コーンフレークの名前をオカンが忘れてしまうネタ」に松本人志・上沼恵美子も涙して大爆笑し、会場のうねりも頂点に達していました。
松本人志のコメントでは、心底から関心している様子で「揺さぶられたな〜なんか、これぞ漫才!というのを久しぶりに見せてもーた!って感じがしましたね〜。いやあよかった〜」と絶賛。
上沼恵美子のコメントでは、大阪の人とは知らず失礼しましたと言いつつ「一番笑いました。センス、ネタのセンス抜群!すごいあかぬけてる!新しい!」と興奮。
松本人志のいう揺さぶられた新しいスタイルを調べてみました。
目次
ミルクボーイのネタは、リターン漫才!肯定と否定がクセになる
ミルクボーイのネタは、リターン漫才と言われるようです。
駒場さんが思い出せない事を内海さんが、強烈な関西弁で一度「〜やな。〜で決まりやがな」と肯定します。
(話題もみんなが納得する身近な場所や食べ物だったりします)
(だからわかりやすい)
駒場さんが、さらに説明を付け加える
内海さんが「ほな〜ちゃうか〜」と今度は否定します。
私たちも「そう、それが答えだ」と肯定しますが、「やっぱり違うか〜」と否定され、内海さんと同じ気持ちになりネタに吸い寄せられてしまいます。最終的に気持ちを揺さぶられ、一度ネタを見るとクセになってしまうのです。
これを、リターン漫才と言うそうです。
内海さんの声も聴き心地がよく安心感がありますね。学生時代は、落語研究部に所属していたそうで、このよく通る声は、そこで培った技だったのかもしれませんね。
また、内海さんの否定の説明もちょっとブラックなところも面白いです。
今回、M−1グランプリで披露した「コーンフレーク」「最中」のネタは、老若男女が見てもおもしろいリターン漫才でした。
わかりやすいのが一番、松本人志の「これぞ漫才!」という意見に繋がったのかなと思いました。
M−1グランプリ「コーンフレーク」の審査委員の得点まとめ
上沼恵美子 98点
松本人志 97点
中川家 97点
富澤たけし 97点
志らく師匠 97点
ナイツ 99点
オール巨人 97点
合計681点
今まで最高得点と言われた2004年アンタッチャブルの673点を大きく上回りました。
調べると、松本人志は、以前「笑い飯」「パンクブーブー」に97点をつけたことがありました。
上沼恵美子も、「笑い飯」「ミキ」「和牛」に98点つけたことがあることから、二人の中で最高得点をつけたというわけですね。
ミルクボーイのコンフレークネタ、ツイッターの声を調べてみました。
コーンフレークネタめっちゃ面白い‼️
M-1史上最高得点‼️ 681点‼️ pic.twitter.com/0bmrakRbCS— daifuku7 (@superdaifuku7) 2019年12月22日
むちゃくちゃ笑た
コーンフレークのゲシュタルト崩壊#M1グランプリ #コーンフレーク— なだぎ武 (@nagi_nagio) 2019年12月22日
コーンフレークだけでこんなに語れて面白いのはほんとにすごい!
かなり笑わせてもらいました🤣
途中からコンビ名コーンフレークかと思い始めたw
681点!? pic.twitter.com/js7TFjRXUe
— *HARU* OOO フォロバ99.99% (@OOO95901299) 2019年12月22日
今大会は、過去最多5040組がエントリー。松本人志の「今年のM−1グランプリは、過去最高って言ってもいいかもしれない」とコメントも納得です。
このキャラクターが頭から離れないのは私だけでしょうか?
コンフレークネタ他にも「サイゼリヤ」のネタも面白いです。今度は、サイゼリヤの天使が頭から離れなくなりますよ!
まとめ
漫才には、ミキ・カミナリ・かまいたちが得意とする「しゃべくり漫才」、サンドイッチマン、和牛が得意とする「コント漫才」あります。
今回のM−1グランプリは、とてもレベルが高く、10組中7組が初出場とは思えない高得点が続いていました。
かまいたちが優勝してもおかしくなかった!和牛がファイナリストに残ってもおかしくなかった!ぺこぱもおもしろかった!
その中でも、ミルクボーイがズバ抜けてたリターン漫才が新しい時代を作って行くでしょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。